ローフード食材

アップルサイダービネガー

リンゴを酢酸発酵させた「アップルサイダービネガー」は、「抗酸化クロロゲン酸」が含まれていて血中コレステロールや中性脂肪の改善効果もあります。味もさわやかなリンゴの風味で使用しやすいお酢です。

ニュートリショナルイースト

サトウキビとビートを材料とした「糖蜜」を培養・発酵させて作った酵母(イースト)を乾燥させたもの。「ニュートリショナル=栄養の」というくらいなので、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれる、高たんぱく食品です。ローフードでは、チーズの味を再現するのに使用します。

タヒニ

ゴマをペースト状にしたもので、日本の「練りごま」との違いは、「練りごま」は炒ったゴマをペーストにしたもので、「タヒニ」は生のゴマをペースト状にしたものです。

ハラペーニョペッパーソース

ローフードではありませんが、お店で使用している人気のソース。
もちろん辛いですが、リンゴ酢がまろやかにしてくれているので、辛すぎず味にアクセントをつけてくれます。

フラックスシード

「亜麻」の種のことで、ローフードには欠かせない材料ですが、現在日本では生の種子を手に入れることは難しくローストしているものであれば入手可能です。水につけると粘り気が出るので、とろみを出したり、生地のつなぎに使用します。同じような使い方ができるものとして「チアシード」があり、そちらは規制がないため、手に入りやすいと思います。

チアシード

中南米に生息する「チア」という植物の種。「チア」とはマヤ語で「チカラ」という意味があるそうです。αリノレン酸が含まれているので、アンチエイジングや生活習慣病の予防に役立ちます。水につけると10倍ほどに膨らんで、ぷるぷるとした状態になるので、スムージーにいれてとろみを楽しめます。

カカオパウダー

焙煎しないままのカカオ豆を粉砕し、粉末状にしたもの。ローチョコレートの材料やロースイーツの材料として使います。ポリフェノールや食物繊維も含まれているだけでなく、「フェニルエチルアミン」という物質が含まれていて別名「恋愛物質」も含まれているそうです。ちなみに「ココアパウダー」とは、カカオ豆を高温で加熱してからパウダー状にしたものです。

カカオニブ

カカオ豆を粉砕しフレーク状にしたもので、カカオパウダーと同じ効果があります。ほろにがいつぶつぶなので、スムージーやローアイスのトッピングとして使えます。

味噌、しょうゆ

製造の段階で火を入れるため、厳密にいうローフードではありませんが発酵食品のためローフードと同様に、豊富な酵素が含まれているのでローフードの味つけには欠かせません。極端に価格の高いものを使用する必要はありませんが、きちんと発酵されているものを選びましょう。

ナッツ類

ローフードではナッツを多く使用します。アーモンド、カシューナッツ、クルミ、ピーカンナッツ松の実、ヒマワリの種等です。注意点としては、市販されているものは「加熱」され「味つけ」されているものが多いので、「生」のものを使用してください。また、「生」のものをそのまま使用するのではなく必ず「浸水」してから使用してください。「生」の状態のナッツには芽を出さないようにする「酵素抑制物質」があるので、それを水につけて中和する必要があるからです。そうしないと、体内の消化酵素を無駄使いし、膵臓に負担をかけてしまいます。また、発芽できる状態にすることで、ビタミンBなどの栄養素も増加します。

ココナッツオイル

ココナッツの実の胚乳からつくられたオイルで「中鎖脂肪酸」が主成分で、ほかの植物油に比べて体内にとどまりにくくすぐにエネルギーに変換することから、ダイエット中にお勧めのオイルです。20~25度の温度になると固まるので、ロースイーツを固めることに使用します。計量する際には湯煎するなどして、溶かしてからにしてくださいね。また、食品としてだけでなく、「ラウリル酸」が含まれているため、抗菌・抗ウイルス効果があるのでローションとして体中に塗ることもできます。

ココナッツファイン

ココナッツの実の胚乳の部分を削って乾燥させたもので、サクサクした食感があるので、ロークッキーの生地に混ぜて使用したりします。食物繊維も多く含まれるので便秘解消にも役立ちます。

ココナッツミルク

ココナッツの実の胚乳部分を絞った液体で、このミルクからオイル分だけを抽出したのが、ココナッツオイルです。オイルと効果は同じですが、ココナッツオイルよりは安価なので使いやすいです。ただ、日持ちしないことと添加物が入っているものもあるので注意して選んでくださいね。